議会改革・活性化特別委員会 視察報告

日程令和4年11月17日(木)~18日(金)
視察先愛知県岩倉市、三重県いなべ市
参加者西本政之、馬場弘勝、安原透、早川一、大東和美、岩見博、中村義彦(議長)
橋本沙耶(随行)

愛知県岩倉市

岩倉市議会は議会改革度調査 2021 総合ランキング9位で、面積や人口、大都市のホームタウン的な要素など野々市市と類似しており、岩倉市議の皆さんも親近感を感じていただいているようでした。

改革の取組の一つである議会サポーター制度は、毎年無作為に抽出した500人の市民に依頼し、10人前後が選ばれ、公募や継続の方を含めて20人前後からなるサポーターで構成されます。年に8回のサポーターとの意見交換会で、議会に対する様々な意見を聴取する制度です。

議会報告会は11月と2月の年2回実施しているが、現在はコロナの影響からホームページで報告しているということでした。

ふれあいトーク(意見交換会)では、商工会や市民活動団体、農業委員会などと活発な意見交換をすることで、より多くの市民の声を聴取しています。

特筆すべきは、意見交換会の場所に出向いてもらうのではなく、各種団体の会議の場などに、議員自らが出向いていることです。このことは、今後野々市市議会議でも実践すべき取組であると痛感しました。

三重県いなべ市

いなべ市は議会改革度調査 2021 総合ランキング39位で、インターネットでの議会報告会の素晴らしい出来栄えに感服しました。

議会検証評価特別委員会を設置し、毎年全議員に議会基本条例に係る自己評価を義務付け評価していることに驚きました。

そして、行政に対しても主要な施策の事業評価を行い、議会としての行政のチェック機能を具体的に実践していることに感服しました。

ただ、行政の詳細な情報開示などの協力があるからこそ出来る取組であるとも感じました。いなべ市議会の取組には、市議会議員の本来あるべき姿を教えられた気がします。

一刻も早く、野々市市議会もこのレベルに到達しなければならないという、焦りさえ感じさせられました。

まとめ

今回の視察は、参加した議員も事務局も大きな刺激を受けるものだったと思います

野々市市議会議員が、もっと能動的に活発に行動しなければならないと痛感しましたし、その体制作りを進めなければならないという課題をつきつけられた有意義な視察となりました。

ありがとうございました。